[開催報告] 第7回メタバースラウンジ発展セミナー
バーチャルリアリティ教育研究センターは,去る2024年7月26日(金)に東京大学本郷キャンパスの工学部2号館において「メタバースラウンジ発展セミナー」をハイブリッドで開催いたしました.協賛企業の皆様にご参加いただき,対面会場には25名以上が,オンラインでは35名以上の方のご参加がありました.
東京大学VRセンターの相澤センター長のご挨拶から始まり,東京大学情報基盤センターの伊藤先生からオープンソースのメタバースの昨今の流れやメタバース環境の研究についてご講演いただきました。2024年5月に閉鎖となったMozilla Hubsのこれまでの経緯の解説と,オープンソースのコミュニティ版の使い方の提案をいただきました。次に株式会社エリジオンの松岡様より点群データの活用方法とメタバースへの応用についてご講演いただきました。点群データを活用した3Dモデルの生成等、今後の3Dモデルの制作手法、利用方法についてご紹介いただきました。最後に朝日放送グループホールディングス株式会社の野﨑様よりTV局のメタバースの利用事例についてご講演いただきました。TV放送ならではの現実と放送を組み合わせた番組制作方法とメタバースを利用したセットの制作についてご紹介いただきました。
第7回メタバースラウンジ発展セミナー
1. 開催日時:2024年7月26日(金) 16:00~18:00
2. プログラム
(1) 伊藤研一郎氏(東京大学 情報基盤センター 助教)「Mozilla Hubsの軌跡と終焉,そして新しい始まり chutvrc」
(2) 松岡広大氏(株式会社エリジオン) 「3次元点群から生まれる未来のメタバースコンテンツ」
(3) 野﨑光氏(朝日放送グループホールディングス株式会社)「朝日放送グループのメタバース事例」」
3. 交流会
第1回メタバースラウンジ発展セミナーのレポートはこちら
第2回メタバースラウンジ発展セミナーのレポートはこちら
第3回メタバースラウンジ発展セミナーのレポートはこちら
第4回メタバースラウンジ発展セミナーのレポートはこちら
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メタバースラウンジ協賛事業とは
メタバースの情報提供や取り組みに関する情報共有を行い、メタバースを積極的に活用した未来の社会の在り方について議論するための場として、東京大学バーチャルリアリティ教育研究センターに設立された交流や議論の場です.未来のメタバース社会の在り方を研究者や有識者、学生と議論していく協賛企業を随時募集しています.協賛企業の皆様は今回のような発展セミナーを含めて,さまざまなイベントに参加することができます.
詳しくはこちら:募集案内