先端VRドクトラルシンポジウム開催のご案内
先端VRドクトラルシンポジウム
日 時
2021年7月16日(金) 17:00-19:30
開催趣旨
現在AIやVR, HCIといったバーチャルリアリティの関連領域において博士後期課程等の若手研究者の活躍が目覚ましく,優秀な後進が順調に育ってきている.博士後期課程の学生となると,研究者として自立し始め,VR研究領域における自身の立ち位置や,領域開拓の方向性を自覚し始める時期である.
東京大学バーチャルリアリティ教育研究センターでは,これまでにも若手研究者を対象とした先端VRセミナーを開催しており,研究成果をシニア研究者や民間企業と共有する機会を提供してきました.今回はさらに規模を拡大し,未来のVR領域を担う学生が目指す社会像をより広く共有し,議論する場として,先端VRドクトラルシンポジウムを企画します.新進気鋭の博士後期課程の若手研究者が,VR研究領域における自身の立ち位置や,領域開拓の方向性,今後の展開や課題を語ります.
プログラム
17:00-17:05 開会の辞(相澤清晴 センター長/ 情報理工学系研究科 教授)
趣旨説明(雨宮智浩 准教授(VRセンター))
第一部 (司会: 雨宮智浩 准教授)
17:05-17:20 中野 萌士 (奈良先端科学技術大学院大学 サイバネティクス・リアリティ工学研究室)
「視覚変調による味覚操作に関する研究」
17:20-17:35 佐藤 安理紗 ジエンジエラ (東京大学大学院 工学系研究科 矢谷研究室)
Visualization for Overviewing Parallel Group Activities in Online Classrooms
「オンライン授業における複数同時進行グループワークを概観する可視化手法の研究」
17:35-17:50 大伏 仙泰 (東京大学 先端科学技術研究センター 稲見研究室)
「ミクロ世界と身体をつなぐインターフェイス」
17:50-18:05 久保田 祐貴 (東京大学 先端科学技術研究センター 稲見研究室)
「錯視・錯覚研究からみるVirtual Realityとその技術」
18:05-18:20 ティートーク (モデレータ:葛岡英明 部門長/ 情報理工学系研究科 教授)
第二部 (司会: 青山一真 特任講師(VRセンター))
18:20-18:35 野村 圭史 (東京大学大学院 教育学研究科 岡田研究室)
「VRにおける経験の測定の問題を考える」
18:35-18:50 森崎 汰雄 (東京大学大学院 新領域創成科学研究科 篠田・牧野研究室)
「超音波による高解像Lateral Modulation刺激を用いた非接触圧覚提示」
18:50-19:05 亀岡 嵩幸 (電気通信大学 梶本研究室)
「Haptopus:吸引触覚HMDによる触覚転移 & バーチャル学会を支える技術」
19:05-19:20 ティートーク(モデレータ:葛岡英明 部門長/ 情報理工学系研究科 教授)
19:20- 閉会の辞 (苗村健 情報学環 教授)
対象
本学教職員、学生、一般の方等どなたでも(参加無料)
会場
オンライン(Zoom開催)
申込方法
以下のURLから事前に参加登録をお願いします。
https://forms.gle/C4fCntWy9LborprK9
お問い合わせ
東京大学VRセンター:info▲vr.u-tokyo.ac.jp(「▲」を「@」記号に換えてください)
- 主催:東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター
- 後援・協賛:東京大学大学院情報理工学系研究科UMP-JUST,日本バーチャルリアリティ学会,電子情報通信学会,電子情報通信学会 東京支部,映像情報メディア学会,ヒューマンインタフェース学会,東京大学ヒューマンオーグメンテーション社会連携講座